旅には緊張が必要
曽野綾子さんの「老いの才覚」の中に、”一人旅は知恵を働かさなければいけないし、緊張していなくてはならないからボケ防止に役立つ”と書いてあった。
私など、一人旅どころか、待ち合わせ場所まで行くにも、ボーとしていたら、スムーズにいかないことに気付かされた。
先日、同じ小田急線沿いに住んでいる友達たちと、伊豆半島の天城高原に旅行した。
新宿から乗る人、途中から乗る人もあり、同じ小田原行き列車に乗ることにしていた。
私はバスから降りて、まだ時間の余裕はあると思いながら、プラットホームに着いた。
一応指定の列車時刻を間違いないか確認しようと、時刻表を見たら、”新宿行き○時○分”。
”エッ、新宿?”そこで初めてホームを間違えたことに気がついた。
いつも新宿方面に向かうので自然に足がそちらに向かってしまっていた。
緊張が必要なわけだ。
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