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2011年10月11日 (火)

猫の飼い方

知り合いの方が、1週間、息子夫婦から猫2匹を預かっているという。

私が「猫は預かるのラクでしょ?」といったら、

「そうでもない、大変!」といわれる。

前に預かったとき、逃げ出して、捕まえるのに散々な思いをしたので、それからは、2階の一部屋に閉じ込めておくことにしたという。

教えられたとおりに朝夕の2回、決められた量のキャットフードを与えるのだが、夕時になるとおなかがすくらしくて、ドタバタと暴れだすそうだ。

そして、”猫は2匹一緒に飼うのがいい”

”食餌は良質のものを少なめにやり、太らせない”

などを聞いた。

うちの猫は飼い方を間違っていた。

私は猫は飼ったことがなかったので、最初に『子猫の飼い方』という本を買って読んだ。

そして、『キャットフードの与え方』にも、確か”朝夕2回、スプーン○匙”などと書いてあったと思う。

だから、暫くはそのようにしていたのだが、夜中、ニャ~ニャ~とうるさくて、”えさ”さえ置いておけば起こされることがない、と、すぐに、その習慣は私から取り除いてしまった。

そうして、ヒナが10歳になった頃、息子が「ヒナは太りすぎだわ~」といったとき、

私は「猫は散歩させるわけにはいかんし、仕方ないわなあ」といった。

食餌を制限することなど思いもしなかった。

その挙句、2~3ヶ月後に腎臓病になってしまった。

ヒナにとっても、日課としての朝夕の注射はイヤなのだが、果たして行くしかない。

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