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2011年12月14日 (水)

復興支援

まだまだ復興の目処が立たないで、多くの被災地の人たちが、苦しい中で立ち上がろうと奮闘されている状況が伝えられる。

自分では、いささかなりと、そのお手助けをしたいと願いながらも、目の前にその手段が見えなくなると、なかなか自らが動く気にはならないものだけれど。

そういう時、生活クラブでは配達の注文書とともに、”第二次カンパ 1口千円 口座引き落とし”などと入っていたりすると、即座に申し込みやすい。

また、工場の設備一切を流された、宮城県石巻市のかまぼこ業者が、やっと、先月、1品だけ『おとうふ揚げ』が製造できるようになった。”

”食べることで支援を!”とある。

そして、今回の注文書には、”復活第2弾はお好みさつま揚げ”とあった。

この1品ずつ種類が増えていくことに、製造業者がどれだけ心血を注いで取り組んでいるかが、痛いほど伝わってくる。

この業者のかまぼこは、本当においしい。

また、岩手県宮古市の重茂(おもえ)漁協では、新たにワカメが取れるようになった。

生牡蠣は、広島から仕入れ、育てたものを販売できるようになった。

地元の企業を復活させないことには、被災者全体のこれからの生活は成り立っていかない。

なんといっても、生活クラブという組織を通じての支援は、ほんの少しずつが、大きな力として届くことだろうと思う。

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