新春歌舞伎見物
新聞屋さんでもらった招待券で、新橋演舞場へ友達と歌舞伎を見に行った。
午後の部で出かける前に時間の余裕があり、なかなか着る機会がない着物を着ていくことにした。
埼玉から来る友達とは、無駄のないように、また間違いがないように、ネットで路線を検索し、到着時刻も合わせ、待ち合わせ場所は、新橋演舞場がすぐそこに見える、東銀座6番出口とした。
この日の公演で、「中村富十郎一周忌追善狂言」では、子息で、12歳の鷹之資くんが、中村吉衛門さんと『連獅子』を精一杯踊ったのが、健気で見事だった。
世話物は、尾上菊五郎、菊之助親子らの『め組の喧嘩』で、派手な立ち回りとユーモラスな演技が楽しかった。
友達が「やっぱり着物はいいなあ」と言ってくれたのは嬉しい。
着物を着ていると、一日中着ていても、気分はしゃっきりする。
おしゃべり半分、観劇半分の一日を、満ち足りた思いで帰路についた。
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