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2012年3月28日 (水)

映画祭

私が住んでいる市に映画館がなくなって久しい。

たまに見たいと思った映画があっても、バスや電車を乗り継いでまで足を運ぶ気にはなれない。

映画館は誰でも気軽に行ける場所になければ。

このほど、当地に縁のあった、劇団「扉座」の劇作家の横内謙介さんの尽力で、2日間映画祭が開かれた。

寂れつつある町に活気を呼び戻し、独自の文化を花咲かせたい、との熱い思いが伝わってくる。

これまでもたびたび公演ごとにイベントを行い、一般市民を巻き込んでの盛り上がりに心を砕いてこられた。

松井久子監督の「レオニー」は見ごたえのある映画だった。

同じ縁でずっと行動を共にしてきた、俳優の六角 精児さん主演の「鑑識・米沢 守の事件簿」はおまけのようなものだったが楽しんだ。

2日目は岸 恵子さんの主演映画2本とトークショーだったが、連続では疲れるので行かなかった。

横内さんによると、「これが始まり」だとのこと。これから先、どういう発展をみせてくれるのか、期待している。

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