藤原正彦夫妻の本
「国家の品格」がベストセラーとなり、次々に本を出されている藤原正彦さんの本を読むのが好きだ。
その中で、よく奥様のことが書かれている。他愛なくけなしたりしているのだが、それが愛情表現であることは明らかで、いったいどんな奥様なのかしら、と知りたくなってくる。
そんなところへ、『藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩』という本が新聞の広告に載った。
書店で平積みされていないかと、何度となくのぞいてみたりしたのだが、見当たらなかったので、たずねると、調べてくれて、
「3月に発売されましたが売り切れて在庫はありません。ほかの店で残っていないか、問い合わせて見ます」と言われた。
やはり、初めての共著に興味をもたれているのだ。
発売されて1ヶ月あまりで出版元に在庫がなくなるとは。
やっと「本社に1冊だけありました」と、数日待って手に入れることができた。
多磨霊園・番町文人通り・皇居周辺など、歩きながら歴史上の人物、思いなどを語る夫妻の気楽な会話が楽しい。
実際に歩かなくても、いい散歩をした気分になれる。
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