ヒナ
まだ、思うと涙が出てしまうのだけど、おととい夜中に猫のヒナが亡くなった。
1週間ほど前から尿に血が混じるようになり、少し濃くなっていくようなので、医者に連れて行った。
超音波で膀胱の検査をしたら、異常はなかった。
血液検査の結果では、腎臓の値は正常に近くまで良くなっていた。
これで気持ちが明るくなっていたのだが。
膀胱に菌が入って膀胱炎を起こしているのかもしれないのでと、出血を止める薬と、細菌を除く薬をもらい、すぐに飲ませた。
それなのに、夜中になって、1階から2階の、私が寝ているところへ、あえぎながらやってきて、そのまま横たわって苦しそうに息をしていた。
そして、私が体をさすっているうち、わずか1時間ほどでいってしまった。
腎臓病になって5年。世話のかかる猫だったが、それにも余りある可愛さで、寄り添って寝、膝の上でまどろみ、いつも私の心を和ませてくれた。
このままあと5年ぐらい、老衰するまで生きていてほしいと願っていた。
今、その穴埋めをしてくれるかのように、同じ15歳になるルナが、私の膝の上で、ちょっとだけ辛抱しながらさわらせてくれている。
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