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2012年7月13日 (金)

孫たち

004 007 お盆には少し早いけれど、三男のところで休みがとれたので、一家でやってくることになり、二男一家も呼んだ。

子供たちにとって、いとこ同士でにぎやかに遊ぶのは楽しみなこと。

さっそく、からちゃんはたいちゃんに教えながら、百人一首の坊主めくりに興じていた。

三つ年上のからちゃんは、たいちゃんを上手に遊ばせる。

たいちゃんは、「からちゃん、からちゃん」と付きまとうだけでもうれしそうだ。

からちゃんのママが仏様にお供えするお花を買ってきてくれたが、からちゃんは、おばあちゃんにと、花束をプレゼントしてくれた。

そして後から、「からは、おばあちゃんに会いたいからきたんだよ」とませたことを言う。

「お花、長く持つかなあ・・・からは紫が好きだから、紫の花にしたの」

「おばあちゃんも紫が一番好きな色だから、毎日お水を取り替えて長持ちさせるね」と言った。

からちゃんから、こんなやさしい言葉が聞けるなんて・・・。

からちゃんが「鳥の声を聞かせて」と、おじいちゃんに頼んだら、おじいちゃんは「からちゃんにあげる」と図鑑と鳥の声が入った小さな器械を渡した。

すると、とまどっている。

「おじいちゃんが大事にしているものだから・・・」

そして、受け取った。

相手の気持ちを慮るほどに成長したことがうれしい。

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