税金の無駄遣い

公民館での太極拳の練習を終えて帰ろうとすると、入り口前に長机が置いてあって年配の３人の男性が椅子に座っていた。

一人が近寄って来て、うやうやしく品物を渡された。

『悪質商法の詐欺などに遭わないように気をつけてください。これは懐中電灯です。どうぞ使ってください』と、チラシと一緒に渡された。

え？また？

つい一月ほど前、やはりこの場所で、練習が始まる前に同じことを言われて、ビニール製の小物入れと４色ボールペンをもらったところだ。

そのときは年配の男性が２人だった。

太極拳に来た人みんながもらった。

「よっぽど予算と人が余ってるんだわねえ」とみんなと話した。

《消費生活センター》・・・市の管轄である。

”LEDコンパクトライト”と書いてある。

必要なものなら買う。余分にあってもしかたがない。

こうしてばらまいてまで予算を使い果たそうとする。

予算要求を減らすと仕事をしていないように思われるからなのだろう。

暇な役人ほどこういうことを考える。税金の無駄遣いが叫ばれていても、こんなことが続けられている。