中学の同窓会
故郷の倉敷の中学の同窓会に行ってきた。
地元に住んでいる人たちより関東、関西地区からの出席者の比率が高いのは、懐かしい人たちに会いたい気持ちと同時に、ふるさとの景色、空気にふれたい気持ちもあるからだろう。
宿泊は、瀬戸大橋がすぐ近くに見える鷲羽山の麓のホテルだった。
翌朝は遊覧船で瀬戸内海を1時間ほど周遊した。
数年前までは故郷へ何度帰っても、せいぜい歩いて行ける大原美術館などがある美観地区と言われている辺りを散策するだけだった。
だけど最近は、故郷を見直し、こんなところもあったのか、という思いで初めての場所へ行ったりしている。
県内のあちこちで、観光客を呼ぶべく新たに観光開発されたせいもある。
井原市にある偉大な彫刻家、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の作品を展示している美術館は建物も所蔵品も十分で立派なものだった。
両親が亡くなり故郷へ帰る機会は少なくなったが、同窓会が招いてくれて、見知らぬ観光地を訪ねるのとは異なる、郷愁を感じながらの旅もいいものだと思った。
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