巣鴨へ
万年筆は、しょっちゅう手紙を出すわけでもないから、たまに使う程度なのだけど、好きな物だから、傍らに置いておくだけでも気分がいい。
3年前にペン先を修理してもらってとても書きやすかったのに、使っているうちにペン先がずれてきて、押し上げてまた書くという具合になってしまった。
修理してもらった万年筆店に電話すると、「持ってきてくれたらすぐに修理する」と言われた。
東京の文京区まで、遠いけど仕方がない。
行くと、職人さんがすぐに修理してくれた。
そこからは巣鴨が近い。
いつかテレビで、”巣鴨はおばさんの買い物客で賑わう町”と言っていたので、のぞいてみることにした。
”地蔵尊通り”は、煎餅屋、干物屋、だんご屋などのお店が軒を連ねていた。
とげぬき地蔵で有名な高岩寺ではお地蔵さんの前で行列ができていた。
みんな1枚百円の”洗い観音タオル”を買って、お地蔵さんの頭から足まで、しっかりていねいに心をこめて拭いていた。
信仰心のない私としては、ほんの一部分に立ち入っただけだけど、”巣鴨ってこういうところなんだ”という感想のみだった。
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