南千住そぞろ歩き
《仕置場(刑場)跡の小塚原回向院(こづかっぱらえこういん)》
小春日和の一日、友達の案内で「南千住そぞろ歩き」を楽しんだ。
南千住から北千住まで、友達5人で下町情緒を味わいながらのブラリブラリの散策だった。
まず、江戸時代から続く商店が今尚数多く営まれていることに驚く。
旧日光街道では昔、青物市場「やっちゃ場」があって、そこでは「やっちゃば句会」が盛んであったようだ。
『やっちゃ場の主となりて昼寝かな』などの俳句を書いた看板が通りに掲げられていた。
町のあちこちで、昔の歴史をとどめようと、住んでいる人たちが知恵を出し合ってとり組んでいるのだろう。
荒川区から足立区へと、揃いのジャンパーを着て清掃作業をしている、企業や区役所のたくさんの人たちに出会った。
町全体が清潔そうで、古いものを大切にしていると印象づけられるのは、こういう人たちのおかげなのだなと思う。
すがすがしい一日だった。
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