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2012年12月14日 (金)

歴史散歩

うぶ方丁の『天地明察』を読んでから、『日本の歴史』や『東京の歴史散歩』を読んだり見たりすることが多い。

『天地明察』には魅力的な人物がいっぱい書かれている。

主人公の碁打ちで幕府に仕えた安井算哲こと渋川春海、豪快だが秩序を重んじた会津藩の藩祖保科正之、深慮遠謀ある大老酒井忠清、天才数学者の関孝和など、それぞれの人物像が興味深い。

それで時代背景はというと、春海の存命中に”赤穂浪士の討ち入り”が起きている。

こういう時代であったのか、と、”切腹”がいともたやすく行われていたその頃の空気が理解できる。

主人公の渋川春海が、算額絵馬を見に行ったという、渋谷の金王八幡宮には、その江戸前期の頃の絵馬が残されているそうだ。

次は、算額絵馬を見に行くために、どんなコースをたどる歴史散歩にしようかと、地図を見たりしている。

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