『日本の歴史』
今さら年が明けたからといって改まって思うことなどはないが、
さすがに70歳というのは、大きな区切りとして、身にのしかかってくるような気がする。
身の回りを整理しておきたい気持ちになる。
見渡すと、調度品、衣服などは、普段から余分なものはすぐに処分したい方なので、いつもすっきりしている。
が、本は、読書家でもなし、主に文庫本しか買わないのでたいして場所はとらないが、たまには整理しておきたい。
そこで読んでなかった本にとり組んだり、取って置くほどではないと思われる本を選別したりしている。
昔買った中央公論社の『日本の歴史』全26巻は、読み通すものとしてあったわけではないのだけれど、飾りっぱなしももったいないような気がして、見直してみた。
それが、意外なことに、面白いのである。
著者が主観を述べたり、読者はこう思うのではないか、と問いかけたり、逸話を多く盛り込んだりと。
図らずも大きな目標が出来た。
今、NHKのBSで奈良時代末期の『アテルイ伝』をやっている。
早くその時代まで読み進めたいなと思っている。
なんだか忙しくなったような気がしている。
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