歴史講演会
「日本の歴史1ー神話から歴史へ」を読み終えた。
自分ながら、よく歴史書を一冊読み通せたものだと思う。
その頃の日本にはまだ文字がない時代だったので、もともとは中国人の子孫である朝鮮地方からの帰化人によって、日本語の音に漢字をあてはめたものが、記録として残された。
だから、固有名詞が読みにくいことおびただしい。
一度や二度読み仮名が付いていても、すぐ忘れてしまい、出てくるたびに”どう読むのだったかな?”と前をめくってみたりしているから、なかなか前に進めなかった。
そうして、『神話』や、古墳などの『考古学』が少しだけつかめたところで、市の広報で、
『古事記のヤマトタケルと高松山古墳と邪馬台国について』
という講演会が、近くの公民館で催されるという案内があった。
近年に明らかになったことはあるのか・・・聞いてみたいと思った。
講師は市の郷土史家で、市内にある高松山を古墳とにらんで発掘調査を市や県に働きかけるために、運動を盛り上げようとしている、歴史愛好家たちの集まりだった。
冒頭で、「みなさん、歴史に詳しい方たちばかりですから・・・」と。
私など一朝一夕のにわか仕込みのものが、ちょっと興味本位でのぞいただけで、面はゆい気がしたけれど・・・。
お話はおもしろかった。
少しの知識を得ることで、興味は広がっていくものなんだなと。
自分の中で新たな扉が開かれたような気がしている。すぐに閉ざされる扉かもしれないけれど。
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