古墳の調査結果
市の郷土史家らによる「古墳保存運動」が発足して2年になる。
市内の山を、山頂の形などから「前方後円墳」ではないかと、市に調査を依頼していた。
その調査の結果検討会が行われた時の様子が、タウンニュースに載っていた。
教育委員会によると、古墳時代のものとみられる小型の壷が見つかったが、従来の古墳に見られる盛土や切土などの人為的な痕跡は見つからなかったという。
それで、専門家によって、”前方後円墳の根拠なし。山の一部が小規模墳丘だと想定される”
との断が下された。
「関東最古の前方後円墳」と主張し、熱烈に運動を進めてきたこの会の代表は、『人骨が出なければ古墳じゃないということか』と絶叫した・・・と書いてあった。
無念極まりなかったのだろう。
市が『古墳の町』 『歴史の町』として知られるようになることを夢に描き、全身全霊をもって打ち込んでこられたことと思う。
歴史、郷土を愛する熱意は並々ならぬものがあった。
歴史全般に通暁し、公民館などで、たびたび講座を開いておられる。
たまには、私も出かけてみたいと思う。
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