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2013年3月 1日 (金)

ロコモ

新聞に、メタボより怖い「ロコモ」とあった。

最近よく聞くことばだが、語感からしてなんとなく悪いものではないような気がしていた。

正しくは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)というものだそうで、日本整形外科学会では、

「骨、関節、筋肉、神経といった運動器の機能が低下して介護が必要になっているか、その危険が高くなっている状態」

と定義しているもので、

”寝たきりや要介護状態になる原因の1位は脳卒中や認知症ではなく、転倒や骨折、関節の病気、脊髄損傷といった運動器の故障”という。

それなら、骨粗しょう症の私は、大いに関心を持たなければならない。

そこで、じっくり目を通した。

ロコモの3大要因は、バランス能力の低下、筋力の低下、そして骨や関節の病気だそうだ。

ロコモ撃退体操というのがあった。

スクワットと開眼片足立ちとテレマーク・バランスの3種類の体操。

テレマーク・バランスというのは、

①立って片足を前に出し、手を左右水平にしてバランスをとる。

②真っすぐ腰をおろし、前膝は直角に、後膝は床すれすれまで下ろす。

スクワットと開眼片足立ちは最近怠りがちになっていたが、、、気持ちを入れ直そう。

また、栄養面では、血液中のアルブミン(蛋白質)、ヘモグロビン(鉄分と蛋白質)、総コレステロールの値が低い人は、要介護になるリスクが高く、生存率も低いという結果が出たという。

”65歳を過ぎたらメタボより低栄養の方が危険。肥満はいけないと思い込み肉や牛乳、乳製品を控え、蛋白質が不足している人が多いが、食事はバランスが大事である”と書いているが、

本当に、自分の体に合った理想的な食事というものは難しい。

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