ラッキョウ漬けを追加
ウォーキングコースによって、週に1、2回は農協の野菜直売所で野菜を買っている。
12時までしかやっていないので、ぎりぎりのところで間に合った。
だが、品物を出している農家の人が早めに来ていた。
「もうおしまいの時間なのにすみません」というと、「いいんですよ、ゆっくり見てください」と、いつもより愛想がいい。
いつもなら残っている品物は少ないのだが雨模様のせいかいっぱい売れ残っている。
ホーレンソウ、キュウリ、ピーマン、玉ねぎなどを買い、トマトが大玉のと、中玉のとがあって、「どっちにしようかな?」と迷っていたら、
「ひとりで食べるには小さいほうが食べやすいよ!」と声がかかって、この人が作った小さいほうにした。
そして、「ラッキョウは漬けない?」とさらなる言葉が。
2キロ漬けて、やれやれと思っていたところなんだけど・・・。
5、6袋残っている。全部この人が出しているものだ。
土付きの大粒ラッキョウ。仕方がない、また頑張るか!
2キロ買った。
いくら買っても数か月で食べ切るので、買いすぎることはないのだが、手間が大変・・・。
この人のご主人はもう7、8年前に脳溢血で倒れて、一人で農作業をされている。
この直売所にトマトを出しているトマト専門の農家の女性も大分前、ご主人が脳溢血で闘病中と話されていた。
私がいつも麹を買っている、直売所にお味噌を出している女性は、いつかお味噌の講習会のとき、
「主人が脳溢血で倒れましたが、その後ずっと元気なのは、私が毎日作る味噌汁のおかげだと思っています」と話されていた。
70歳前後の人たちだが、みんなものすごい働き者である。
”ラッキョウの皮をむくぐらいがなんだ!”とでも言われそうな気がする。
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