甘酒
2ヶ月に一度、整形外科へ骨粗しょう症の薬をもらいに行っているが、薬局が同じフロアに本屋を出している。
いつも薬を待っている間に一冊ぐらいと本を探すのだが、これと思うような本を見つけられないことがある。
それで、これでも買うか・・と、吉沢久子の「老いの達人 幸せ歳時記」というのを買った。
吉沢久子さんは94歳の今も、新聞にエッセイを連載されている。
日常の何気ないことに心を留め、感動を綴られている。
94歳という年齢で、一人暮らしをしながら楽しそうな毎日を送られているのは、これまで凛とした気構えで生きてこられたがゆえに続けられていることだと思う。
甘酒を、私がやっているように簡単に保温鍋に入れて作っているそうだ。
甘酒のことを俳句をやっている人に話したら、甘酒は夏の季語だと教えられたという。
発酵食品研究家の小泉武夫さんも、”夏こそ天然ビタミン剤の甘酒を”と言っていた。
それで、しばらく冷凍室に入れたままだった麹で、甘酒を作った。
もち米でおかゆを炊き、8時間後には、甘すぎるほどに仕上がった。
大根のべったら漬けを何度も作ったけれど、甘酒を沢山入れなければおいしくならず、漬けたあとの甘酒を捨てなければならないのがどうももったいない。
夏バテ防止に甘酒を毎日飲むことにしようか、と、本を読んだのをきっかけに、また甘酒に意欲をもつようになった。
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