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2013年7月20日 (土)

加齢黄斑変性

最近は新聞のテレビ欄を見るのも”脳梗塞””動脈硬化”などの文字に眼が走り、大分知識も身についたけれど、一つでも注意すべきことなどが得られれば、みてよかったと思う。

人に会って話をする際も、「私、動脈硬化になっていてね・・・」と話が進むことが多い。

そして、私がまたその話を持ち出したところ、知り合いの人からは、もっと大変なことを打ち明けられた。

「加齢黄斑変性」という眼の病気にかかり、治療を始めたという。

加齢・喫煙・高血圧・遺伝子などが原因とされるが、加齢といってもまだ60歳の人である。

始まりは、階段を下りる際に少し不安定に見えたそうだ。

それをしばらくは老眼のせいだと思っていた。

次に左目が砂を散らしたような粒が現れだした。そしてそれが中央に集まって、丸くなった。

それで眼科医の診察を受けたところ大きい病院を紹介され、「加齢黄斑変性」と診断された。

医者の説明だと、砂を散らしたような粒は、新生血管が出来、それが出血したもので、それから血液が真ん中に集まったということだそうだ。

(この新生血管というものは、活性酸素が毛細血管にダメージを与えたために発生しやすくなるものだそうで、壊れやすいという)

今まで眼が良くて、メガネをかけたこともなく、眼科とは縁がなかったことが、気付くのを遅らせたようだ。

今後は治療によって悪くならないように維持するだけだそうだ。

1回目の注射をしたところで、1回5万4千円の注射を1ヶ月ごと3回施し、その後、経過をみて、2ヶ月に1回ごと3回行うそうで、これから先ずっと続くというから、たちまち費用が重くのしかかってくる。

高額医療費の手続きをしているとのことだが、聞いただけでも大変だろうなあと同情してしまう。

身体の一部でも、少しでも異変を感じたらすぐにも医師の診察を受けることが大事だが、まったく自覚症状がないようなものまであるから、災難に遭うのと同じだ。

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