日常を離れて気づくこと
日常から離れて気づかされることがある。
直面して、うろたえ、思い知らされ、今の自分を知ることとなる。
何事も、小事を経験したことで、大事を防ぐ警告と受け止めねばならない。
今回、私が経験したのは二つの事がら。
一つは、ロープウェイに乗る前、コインロッカーに荷物を入れて、お金を入れようとしたとき、一つがうまく入らなかったような気がしたが、外へ落ちたような気もしない。
係りの男性を呼んで、「4百円入れたんですが、鍵がしまらないんです」
二人がかりでガチャガチャやっていたが、首をひねるばかり、レバーは動かない。
友人が「お金は入れたんですから、お金を戻してもらって、この上のロッカーに入れたいんですが」
そこで、係りが底のお金が入っている箱を開けた。
そうこうしていると、係りと私の間に、いつの間にか百円が!
「これはおたくのですよ!」
「騒がせてすみません」
自分の行為を検証し、起こりうる結果を予想しなければ!!
もう一つは、帰りの新幹線の時刻表を見て、
”大宮、上野のどちらにも停まる”ことを確認して、
「2分遅れで二つも出てるわ。臨時かしら!」とみんなに告げた。
みんなは「おかしいわねえ。そんなことあるかしら」と言っていたが。
あとでわかったのは、1時間後のが表示されていたのだった。
行き先・何分発・停車駅まで確認しながら、何時が目に入っていなかった。
自分に必要と思われることだけが目に入っていて、全体が見えなかった。
”視野が狭くなっていた”
このことも、大いに自分への戒めになった。
そして、予定より1時間早いのに乗った新幹線は、新型で秋田新幹線の☆こまち☆だった。
降りる前に、若い男性が教えてくれた。
「初めて見る新幹線だわね~ラッキー!」
と言いながら、だれも知らなかった。
左右2座席ずつの豪華車両だった。
おばさん旅行には、出会う人たちもやさしく接してくれる。
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