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2013年9月 2日 (月)

ドイツの事情

娘さんがドイツに音楽留学されているピアノの先生は、娘さんから聞いたドイツでの生活ぶりや、ドイツ人の友人がいかに質素な生活をしているかとか、折々に話してくださる。

ご自身もドイツに何度か行かれており、ドイツに特別関心の目を向けておられる。

先日、朝日新聞の8月7日『独、頑固に倹約』との切り抜き記事をいただいた。

”道路・橋にガタ でも修繕二の足”

という見出しで、他国にくらべて財政はずっと健全なのになぜこうも頑固なのかと、背景を探っている。

それには、国民が共有する2度の大戦の敗戦で国家財政の破綻を経験し、

《国の借金は子や孫が負う借金》

という意識を国民が共有してきたからだという。

日本では、国の借金は増え続ける一方だ。

いまに国家財政破綻の危機がくるのではないかと不安に思う人たちも多いのではないだろうか。

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