イギリスの食事
観光地のスケジュールの配分は十分だったし、文句は言えないのだが、食事は大変お粗末だった。
朝食はずっとホテルのバイキングだったので、ここで野菜、果物を摂って置かねば、と、後から段々重要性が増してきた。
昼食と夕食は、パブだったりレストランだったりだが、メインがローストビーフ、鶏肉、魚のフライと変化はしても、付け合せの野菜といえば、冷凍のにんじん・グリンピースを温めたものに、フライドポテトという3点のみ、という献立が何回あっただろうか!
そして、食後のデザートは、決まって大きなケーキだった。
いまやイギリスは世界で2番目の肥満大国だそうだが、出されたものを無防備に平らげていたらそうなるのは当たり前のような食事内容だ。
あらためて、日本食はすばらしい、世界に誇れる文化だ・・・とおもう。
一緒に行った友達から、「大英博物館」と「ナショナルギャラリー」の美術本が送られてきて、便箋に、”帰りに夕食用に小田急でお寿司を買って帰った”とあった。そりゃあ、お寿司ほどおいしいものはない。
私は帰った夜に茎ワカメの佃煮を作り、翌朝は散歩がてら野菜を仕入れ、(小)カブの千枚漬け、大根葉の煮付け、カボチャの煮物などのお惣菜を作った。
異なもので満たされた自分のおなかを、元に戻してやらねば。
貸してもらった美術本は、まだ印象がホットなうちにじっくりと楽しみたい。
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