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2013年12月13日 (金)

怪しい投資話

「オレオレ詐欺」に、たいていの人は”自分は絶対にだまされない!”と思っているものらしい。 私もそう思っていた。 今までに何度もそれらしい電話がかかってきたが、いつでもすぐ気づいて応対していたからである。 ところが、今回の一事でその確信がゆらいできた。 先日夕刻に、「○○高校の卒業生の△△と言いますが、以前お世話になったことがありまして・・・」 お世話と言われてもとんと覚えはないが・・・後輩からなんだわ!と、この時点で警戒心が解けていた。 ”地元で銀行員をしていたが、今度東京へ出てきてこちらで顧客を探している” というような話だった。 「私はお金が無いので何にもできないんですよ」 「宝くじに当たるなどしたときには・・・」などと言う。 「お金が無いんで協力できませんが、がんばってくださいね!」 と、励ましの言葉をかけた。 翌日、友達から「おかしな電話がかかって来なかった?私は『非通知』だったから、怒ってやった!」 と、直ちに見抜いたようだった。ほかにも同級生二人に同じ電話がかかっていたそうだ。 友達からの電話で初めて怪しい電話だったんだ、とわかった。 卒業生だというから私は「何期ですか?」と聞いたら、「まだ34なんですが・・・」と答えた。 あとから考えたらこれもおかしい。 投資の勧誘もよくあり、いつも即座に断るところが、こういうふうに手口を変えてこられると疑う気持ちは消し飛んで、親身に話を聞いてしまった。 「お互いに気をつけましょう」と知らせてくれる友達はありがたい。

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