風邪ひき
この冬は一度も風邪をひかなかったと、自分は丈夫なんだと思っていた矢先、頭がフラつくようになった。
風邪薬を飲めば少しはおさまるものの、家事をやっては横になりたくなり、1週間ものあいだベッドで過ごすことが多かった。
今日あたりからぼつぼつ、でもまだ体操は無理。
ピアノを弾くことも、ウォーキングをする力もまだない。
そんな中でうれしい発見をした。
夜、9時半や10時に寝るから、朝はどうしたって6時には目が覚める。
かといって起き出して何かをするような気力はおこらない。もともと夜型人間なのだから。
寝たままラジオをつけると、朝6時台のNHK第2のラジオ番組はすばらしい。
平日は英語、土曜は医学などの講演会の録音放送、日曜は古典文学講座など。
文学講義は今日から1年間、佐藤勝明氏による芭蕉の『奥の細道』について、加賀美幸子さんの朗読で始まった。
聴く者にわかりやすく、ゆっくりと丁寧に話されるので非常に聴き取りやすい。
思わぬことからこのような珠玉の番組を見つけられた。
このまま早寝を守って、せめて日曜だけは芭蕉にひたる時間を持ちたいと思う。
それにしても軽い風邪ひきで1週間もぐずつくとは、ダメージを受けやすく、一挙に元気が取り戻せなくなったことに、歳を感じさせられた久々の風邪引きだった。
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