華麗なるジャポニスム展
世田谷美術館へ行くには、電車にバスを乗り継がなくてはならないので、遠くに感じられるのだが、神奈川の県境に近いから、都心の美術館に行くよりずっと近い。
友達と、『華麗なるジャポニスム展』をみるため、世田谷美術館に行った。
ボストン美術館に所蔵されている、ジャポニスムという現象のもとに創出された西洋の芸術家たちの、絵画、版画、工芸品などが展示されている。
影響を受けたとされる、浮世絵などと対比して陳列されていて、興味深く眺めることができた。
クロード・モネの、等身大のカミーユ夫人を描いた《ラ・ジャポネーズ》の華麗さ。
工芸品のインクスタンドは、よくもここまで作り得たものと、舌を巻くほどの、細部まで精密に作られたものだった。
いい時間を過ごせた。
公園内のフレンチレストランは待っている人たちがいて、ランチ予約は打ち切られていた。人気のある店なのだろう。
暑い中、お昼ごはんにありつけず、広い芦花公園を歩き回り、帰りのバス停を探した。
「成城学園前」の駅前の和食の店で食事。レジで支払いをしていて、俳優さんの写真が貼られていた。
「先日、来られたんです」と、お店の女性が嬉しそうに話された。
すぐに、”あ、『相棒』の!”
思い出せない名前はいつまでも心に引っかかっているもので、夜になって、突然、”水谷 豊さんだ”と、それから『相棒』の数人の名前が連なって出てきた。
これでよし!
次に行く時は、早めにランチ予約をしてと、食いっぱぐれないようにしよう。
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