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2014年10月22日 (水)

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猫の病気の症状も安定し、体重も増え、病院通いも楽になった。

1ヶ月に1回、血液検査と血圧測定をし、2週間ずつ薬をもらっている。

お医者さんに「猫は薬を飲ませるのが大変じゃないですか?」と聞かれたが、うちの猫は利口だから、近頃では、毎朝隠れることもなく、自分の寝床で寝ている。避けられないとわかったら、観念する猫なのだ。

薬は、お互い上手になって、私が、3種類の薬を口の真ん中めがけて放り込む、と、猫のほうでクチャクチャして、前は吐き出していたのが、呑み込んでいる。

血液検査などもおとなしくさせてくれる、と医者は言ってくれる。

病院に連れてこられるのは、犬のほうが多い。

見ていて痛々しいような老犬もいる。

白内障で目が見えていないような犬。

待合室の中を、歩き回っている犬。

飼い主さんはヒモで方向転換させながら、一緒にずっと歩いている。

老人の徘徊と同じことなのだろう。診察で呼ばれたら、大きな犬を、抱いて入っていった。

待合室で、苦しそうに泣き続け、診察室に入ったから、やれやれ、治してもらって出てくるのかと思えば、出てきても同じような泣き声で、犬も飼い主もつらいだろうなと、最後まで看取るということの大変さを思った。

動物は、病気になったり、長生きして死を見取るまで面倒を見るのはつらい。

だけど、いっぱい、心に癒しを与えてくれる。

ルナの今も、老化がゆえに、あちこち故障が生じている。それが生を終えるまでの道なのだから。

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