代車
主人が3泊の旅行に出かけ、その間、車の定期点検に出すという。
私は、慣れない車は不安だったので、その間、車に乗らないことにしていた。
ところが、主人が出かける前日、日曜日で早いバスがないから駅まで送ってくれ、という。
仕方がない。往きは主人が運転して、帰りは私が「軽のワゴンR」を運転して帰った。
車から降りようと、キーを抜くと、音がする。
”なんだろう”とは思ったが、私はどこもいじってないんだからと、そのまま車を離れた。
午後になって、帰っていた息子が、出ようとして、前に停めているワゴンRを動かそうとしたら、全く反応しない。
小さいランプを点きっぱなしにしていたから、警告音が鳴っていたのだ。
家の車なら私もすぐさま気付くのに、頭が回らなかった!
なんとか息子の車と代車とを突きあわせてバッテリーに充電しなければならない。
四苦八苦して、バッテリー同士を繋ぎ、代車を車庫に収めた。
だが、バッテリーは空になっているから取り替えておかねば乗ることはできない。
息子が文句も言わずに、点検に出している工場へバッテリーを取りに行ってくれて、ようやく事は終わって、ほっとした。
思えば、私のなんと頭の応用力の欠けることかと、自分の頭の固さに少しあせった。
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