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2015年4月21日 (火)

示談

保険会社から事故の最終報告がきた。

鑑定により、うちの車と相手のトラックとの傷の一致点を、今回の事故によるものと認定し、賠償額を決めると、約30万円だという。

ライトの損傷だけかと思ったら、周辺の塗装がはげているから、3日間の修理期間を要し、4トン冷凍トラックの代車代が12万円だという。

保険会社の担当の女性は「ちょっとした事故でもすぐ10万円は越えますから。お宅の車のタイヤカバーの左側と、相手の右のライトが当たったのですから、真ん中辺りを走っておられたのでしょう」

私が口を酸っぱくして「左端を徐々に下がっていた」という言い分は聞かない。

たぶん、双方とも自分に有利なように話すからと、第三者の鑑定会社のみを証拠として採用するのだろう。

結局、うちの車の古傷を持ち出された。

「相手の方が忙しくて修理工場へいつ出せるかわからないそうなので、見積もりどうりの支払いをします。示談書は電話で承諾をいただければこちらでやりますので」

「そんなことをしたら、相手は修理する気が無くて、また次の事故で同じようなことをやるんではないですか?修理が終わってから領収書の確認をしてから支払うわけにはいかないんですか?」

「事故を起こされたのはあなたの方ですよね。示談金を支払って、修理をしないとしても、そういうことはあるんです」

もうここまで言われれば承諾するしかなかった。

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