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2015年4月11日 (土)

車の事故

実は、大雨の中、苺を届けに行った帰りに、事故を起こした。

道路標識が見えないまま、どこかで陸橋を渡らなければならない。

方向オンチの私は、一旦国道の陸橋へ入ろうとして、側道を登りかけたものの、途中で反対方面に行ってしまうのではないかと迷いだした。

広い2車線の側道を、他の車は右側を走り抜けていった。

戸惑いながらも、このままバックできるんではないかと考え、左端に寄って、下の交差点まで、バックすることにした。窓を開ければ雨が流れ込むので後ろを確認しながらということはできない。

ズルズルと、休み休みバックし始めたところが、ゴツッとぶつかった。

大きなトラックが真後ろにいた。

「このバンパーは特殊で高いんですよ。事故証明をもらいましょうよ」と運転手が言った。

その後は保険会社とのやり取り。

〈向こうの主張〉

①急いでいたのに事故で遅れたので、高速料金の支払い

②バンパーの2箇所の傷と、圧力が加わったための側面のへこみ

③冷凍車なので同じタイプの冷凍車を代車に出してほしい 1日4万円

④クラクションを鳴らしたが停まらなくて、避け切れなかった

全部で40~50万円かかりそうだという。

クラクションは鳴らしていないし、避けようとするどころか、真後ろに来て当たるのを待っていたとしか思えない。

私は、うちの車の写真と、事故の際の双方の位置関係を図示し、状況を書いた手紙を保険会社に送った。

保険会社が手配して、査定専門の会社が事故車を見に行った。

30~40万円ぐらいという報告があった。

それでも私は言い分を認めるわけにはいかない。

「うちの車と相手の車とぶつかった位置を照らし合わせてください」

別の鑑定会社が見に来た。

その結果、保険会社は『右側ライトの損傷のみ』という鑑定をした。

それ以後の報告はない。

最初に保険会社から伝えられたように、相手にいくら賠償しようが、私の方の支払額は、3等級下がって、3年間で4万4千円保険料が高くなる。

大雨の中、現場検証に来てくれた警察官には「これを機にバックはしないようにね」と言われた。

肝に銘じた。これだけで済んだのは幸いだったといえるかもしれない。

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