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2015年12月 9日 (水)

天寿を全うされた人

友達からの手紙にこんなことが書かれていた。

半年前友達の”かな書道展”を見に行ったのだが、そのとき96歳のおばあちゃんが書かれたものなのだといわれた大きな屏風絵に、みんなで感嘆したことを覚えている。

その方が亡くなられたそうで、まことにこうありたいと願いたくなるような立派な生の終えられ方だったようだ。

その方は、先日、腹痛を訴えられ病院に連れて行ってもらったそうだが、血液検査も医者が驚くほどの立派な数値でまったく異常なしで家に帰されたが、翌朝そばで寝ていた娘さんが気づくと亡くなられていたという。

いつも目標を持って次のことに挑戦し続けることが、その人の生活に張りをもたせ、若々しい心でいられたのだと思う。

体の衰えと同じように脳も神経細胞が減っていくのだから、頭を使う作業も、物覚えが悪くなった、物忘れが多いなどの自覚症状以外にも、あまり気が付かない想像力や創造力も弱くなっていくのも当然だと思う。

萩本きんちゃんが『足していけばいいんだ』と気づいて大学生活を始められたことに、勇気を与えられる。

やはりただのお笑いの人ではなく、深い知恵のある人のようだ。

時間がかかっても、マイナスを補っていく気構えをもたなければと思う。

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