骨の治療を中止する
2回目の骨粗しょう症の注射を受けた。
前回、静脈注射がスムーズにいかなかったことについて、これからは最初から上手な看護師さんにやってもらおうと思って、医者に訴えた。
すると医者は私の手をとって「いい血管をしているじゃないですか。相性が悪かったんですね」などという。
腕の内側の太い血管をみてわかるものではないと思ったが。
傍で見ていた前回二人目に代わってやってくれた看護師さんが「うまくやります」といった。
それでいざやってもらうことになったら、初めから左腕内側の中ほど、血管が太く見えているところに針を刺そうとした。
「こんなところに針を入れて血が噴出しはしないですか?」
「そんなことはないですよ。だいじょうぶですよ」とやさしく言われた。失敗するわけにはいかないと思ったから、絶対に失敗しない安易なやり方を選んだのだろう。たやすく終わった。
その日、夕食後から寝るまで胃がおかしかった。
パソコンで『ボンビバ静脈注射』というのを検索したら、注意点などが出ていた。
副作用として《胃炎・胃不快感1~5%未満》
《静脈内にできるだけ緩徐に投与すること》とあった。
一気に太い静脈に入れていいはずはない。
生まれてこのかた、静脈注射はいやだった。
いつでも「細いですね~」と言われながら、腕の真ん中の折れたところをさすったり、「グッパッグッパをやってください」とやらされたり、血管が入りやすくなったところでやってもらっていた。
それでも最近は、採血の機会が増えたせいか、実習が積まれているせいか、すぐに上手に入れてもらうようになっていた。
整形外科の看護師は注射に慣れていない。
数日たった今も時々胃がおかしい。
2年間やめて、1年に1回骨密度の測定にだけ行っていたのに、薬慎重派の医者から、薬推奨派の医者に代わって、素直に応じてしまった。
胃を痛めてまでやることはない。サプリメントで平行を保っていたのだから。
中止していたサプリメントをまた3ヶ月の定期継続で送ってもらうことにした。
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