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2016年3月 7日 (月)

歯医者

歯医者へは半年ごとに行って、歯石とりや歯のチェックをしてもらっていたが、要注意といわれていた歯の芯のあたりにピンポイント的な痛みを感じ、すぐ医者へ駆けつけた。

右下の奥から2番目の歯で、初めの頃はウミが出たり腫れたりしていたのだが、数年たっても治まらず、切開してきれいにしてもらった。

そのせいで歯周ポケットが1cmにもなったが、その後はていねいに磨き続け、3mmまで回復した。

やれやれ正常になったと思ったのもちょっとの間で、ピンポイントでズブズブっと深いところが出来て、それは根っこが割れているからだといわれた。

「いつか抜くようになるだろうが、いつのことになるかわかりません」

と恐ろしい宣告をされている歯なのだ。

どうやらその部分に菌が入ったようで薬をいれてもらったらそこはすぐに治まった。

「歯軋りとか歯を噛みしめていませんか?」と聞かれ、

「そういえばここ数日、朝起きたらガッチリと歯に力をいれています」

「寝ている間は意識がありませんが、昼間は少し口をあけておくとか、口は閉じても歯を合わせないように気をつけていれば、夜それに慣れてきますからやってみてください」と言われた。

歯軋り、噛みしめはよくないらしい。歯の消耗・破折や頭痛・肩こりなどのさまざまな問題が起きることもあるそうだ。

歯を少し削って噛み合わせを治してもらった。

それから、歯科衛生士さんによれば、歯がつるつるになるまでよく磨いているが、エナメル質の下の部分が削れている歯があるという。

これには、歯磨きは研磨剤が入っているので夜だけでも歯磨きをつけないで磨いたほうがいいという。

「でも色が付くのではないかと思って」

「黒い歯がいいと思うんですよ」といわれた。

どうやら考えを改めなければならないようだ。

先生がくれた”『歯軋り』 『噛みしめ』について”という詳しいパンフレットのQ&Aに、

Q.”口を開いて寝ていたら渇きませんか?”

A.”次の朝、口が渇いているようだったらよろこんでください”

とあった。

口を開いて寝たら雑菌が入るから閉じているのがいいと聞いて、鼻づまりを治さなければと耳鼻科にも通い、なんとか治そうとして口をつぐむようにしていたら、「噛みしめ」の害が表れだした。

今度は歯の立場から口を開けて寝るようにしなければいけない。

歯の研究が進んだからだろう、こんなこと言われたことがなかった。

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