運転免許の有効期限
自動車運転免許の有効期限は、70歳で更新すると5年、71歳は4年、72歳は4年、73歳は3年である。
すると私はあと3年。3年たってきっぱりと思い切れればいい。
便利さにつられて未練を残したばかりに何か事故を起こしたのでは、人生が穏やかに終えられない。
教習所の人が、75歳からの高齢者講習には、講習予備テストというのがあって、「今日は何年ですか?」から始まるという。
75歳からは運転適正が判断され、これに合格しなければ免許はもらえない。
74歳までの9人が同時に講習を受けた今回だって、ちょっとあやしいような男性がいた。
パソコン画面で左か右の矢印が出てハンドルをきるのだが、後ろから見ていて反応が遅い。ちょっと考えてからハンドルをきっている。
いつか毎日新聞の”女の気持ち”欄で、夫が免許更新できずに落ち込んでいる、というのが載っていた。
「試験のときパニくって、いつも3秒以内にハンドル操作ができなくて6回受けたが合格できない」というものだった。
夫の楽しみがなくなったと嘆いていた。
このとき、なんという運転に対して安易な気持ちでいることだろうと驚いた。
最近頻繁に起きるようになった高齢者による事故は痛ましい。
免許段階でチェックされるだけでなく、周囲の判断も厳しくなければならないと思う。
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