倉敷
テレビで連続して見ているものは何もないので、朝、テレビ番組欄にさっと目を通す。
と、BS11で、夜、「瀬戸内の名物と銘酒に舌鼓・倉敷」というのがあった。
見慣れたふるさとでも、観光地として名が知られるようになると、もっとお客さんを呼ぼうと、様変わりしていく。
大原美術館前の倉敷川沿いにある旅館や、酒屋、どちらも若い美人女将だった。
それでなんとなく倉敷は美人が多いみたいな紹介をされていたが。
割烹のお店が2軒。
1軒は、小学校の同級生だった男性だった。
昔、親の代ではハイカラな洋食屋だったのだが、いい日本料理の店になっていた。
写真店主である訪れ人が、「倉敷の特徴は何ですか」などと聞いたら、「路地文化ですね」としたり顔に答えていた。
なるほど、路地はいっぱいあるなあ!これも売り物になっているのかと思った。
映し出された路地の瀟洒な古民家は、こんなだったかな?と思うぐらい魅力的に思われた。
もう1軒の料理店では、銘酒とともに、瀬戸内の海産物が1品1品供されていた。
『いいだこ』 真っ白いいいがいっぱい詰まっていた。”いい”の味を思い出した。中にいいが入っていなかったらがっかりしたものだった。
『シャコの刺身』 たった3匹がきれいに並べられていた。
昔、大鍋にいっぱい茹でて食べていたなあ!
『ままかり』 このお店では、一旦焼いて、甘辛く味付けするといっていた。
うちでもこのようにして食べていた。
どれも一皿が1000円ぐらい。とりたてのような新鮮さだから倉敷は値段も高い。
昔は大量にとれていたから食べ放題だったけれど、ぜいたくなものを食べていたものだと、懐かしい。
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