高校同窓会
高校○○期女子同窓会と堅苦しい名称がついているが、もう気楽な食事会みたいなものになっている。
今年は12名出席した。心持のまったく変わらない人もいれば、少し変わったかなと思う人もいる。
変わらない人も良しであるが、変わったと思う人は、年齢というのはこういうふうに人を変えていくんだなと思えるような、言葉遣いなどに以前よりも心がこもっているように感じられる人もいる。
故郷での同窓会で一緒になる人もいれば、たまに会って食事をする人もいるし、一緒に旅行するような友達もいる。
1年に1回の同窓会のみで会う人が、
「1年に1回ですが、どうか来年お会いするときも、是非このままのお元気な姿でお会いしましょう」
と心のこもった様子で言われると、1年という長さと、その間を健康でいるということの大切さをお互いに願い合うような気持が湧いてくる。
こういうとき、人はだてに年は取らないものだと思う。
そうかと思えば、数年間出席していなくて突然出席するようになり、それからはずっと続けて出席していて、以前よりも溶け込みやすく柔和な人柄になったと覚えさせる人がいる。
この人など何か心をふさぐものがあったのではないか、それが次第に流されて、気が付けばまた以前の気持ちを取り戻したいと、また同窓会に足を向けるようになったのではないかと、思ったりもしている。
そうだとしたらその人にとってもとてもいいことだと思う。
故郷を遠く離れた地での、こじんまりした気楽な同窓会は、故郷の思い出を呼び起こしてくれる場所なのだ。
今年の会場は、日本橋三井タワーの37階であった。
眺望がすごい。眼下に東京湾が見下ろせる。
この景観と食事で豪勢な気分を味わった。
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