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2016年11月 4日 (金)

耳鼻科

同い年の友達と話しても私が一番耳が遠いと感じる。
ここは聞き返してもちゃんと聞いとかなくてはと思うときは、聞き返しもするが、5、6人で話していて、聞き逃しても大したことはないと思えるようなときは、たびたび話の腰を折るのも悪いので、わからないままでいることも多い。
 
昨年、鼻づまりで耳鼻科に通い、さんざん薬を飲んだが、2か月通っても治りきることがなくて、副作用の方が気になって止めていたのだが。
数日前から、耳垢が耳の中でゴロゴロする感じなので耳掃除と、相変わらず寝ているとき、左右どちらかの鼻が詰まっているのをほおっていてよいものか、別の耳鼻科で診てもらおうと思った。
それで、友人から聞いていた耳鼻科医院に行った。
 
中に入ってみると、20人以上の患者が待っていて、事務員や看護師さんの数も多い。
繁盛しているようだ。
テキパキした60代ぐらいの男の先生。
 
問診票に「難聴・夜間の鼻づまり」と書いて出したのだが、
「鼻の中はきれいですよ」と言われた。 
 
慢性副鼻腔炎と言われなかった。自然にだいぶんよくなっていたようだ。
 
「左右同じぐらいの聴力です。少し聴力が落ちていますが、まだまだ・・・年齢のせいですから。もっと聞こえなくなったら補聴器を使うしか」と言われた。
 
薬は、アレルギー性鼻炎の飲み薬を1週間分と、鼻が詰まったときのスプレーとの2種類をもらった。
 
前回の医者と処方がまったく違う。
前は80歳も過ぎたようなおじいちゃん先生で、設備も何十年も使っているような古いものばかりだった。
鼻から耳へ抜けるように鼻に管を差し込み、「詰まっている」と言われ、少したって、「通りました」と言われたりしたのだが、今回は「鼓膜の状態をしらべます」と真新しい器械で検査して、「異常ありません」と言われただけだった。
 
おじいちゃん先生の方は、長年の経験と勘で、間違いのない診断をされるのだろうけれど。器械は新しい方がいいし、薬が多いのも困る。
今回もらった飲み薬は昨年飲んでいた5種類の中の一つだった。
 
耳垢はだいぶんたまっていて、きれいに掃除してもらってすっきりした。
これからも耳掃除だけにでも1年に1回ぐらいは診察してもらおうと思う。
 
 
 

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