ウォーキング中のこと
ウォーキング中に道路の落ち葉を掃き集めている、6、70代の女性に会った。
「落ち葉が大変ですね」と声をかけたら、
「うちの落ち葉なので歩いている人に迷惑をかけないように少しでもと思いまして」と言われた。
見上げれば少し崖になった上の道路に面した敷地沿いにズラッと10数本の樹が茂っている。
「こんな樹を植えるもんじゃないですね。3年前に主人が亡くなって、手入れが出来なくなったので、一度植木屋に頼んだんですが、7万円も取られて、もうどうしようもありません」と、困っているようだった。
一生、住み慣れた自宅で暮らしたいと思っても、手入れできる人がいなくなれば、景観よりも、お金のかかることの方が恨めしく思われることだろう。
手のかかることは何でも、早め早めに減らしておくほうがいいと思った。
| 固定リンク
« ずいき | トップページ | 旅雑誌「ノジュール」 »
最近のコメント