「子規庵と明治の文豪ゆかり散歩」
《子規庵の玄関と子規の病床6尺の部屋から見た庭》
神奈川近代文学館の会員になったばかりだが、子規庵、森鴎外記念館など文人ゆかりの名所を訪ねるバス旅行に参加した。
3回に分けて行われ、私のグループは27人だった。
散歩コースの始めは、「森鷗外記念館」から。私は横浜発のバスに乗らずに現地へ直接行った。
その次に、鴎外が住み、その後漱石が住んだ旧居跡地を見てから、上野公園内の「韻松亭」で食事をして、正岡子規記念球場の側を通り、バスで台東区根岸の子規庵へ。
それから子規庵の真向かいにある中村不折が作った書道会館へ。
またバスで、朝倉彫塑館へ。朝倉彫塑館の裏手の路地を潜り抜けると、幸田露伴の旧居跡がある。
なんといっても素晴らしかったのは、彫刻家の朝倉文夫の自宅兼アトリエだった「朝倉彫塑館」だ。
巨大な小村寿太郎像や、様々な姿態の猫たちの像。
池を中心にした建物の細部まで目を見張るような凝った造作が為されている。
屋上は庭園で、一体の人物像が下を見下ろしている姿はユーモラスだ。
黒い二階建ての建物全体が芸術品のように思える。
一日でこれだけの名所を巡ることが出来た。
1人参加も多いのですぐに話し相手ができる。
かなり高齢の人も何人か見受けられる。私もまだまだ先は長い。
これから楽しみな旅行となるだろう。
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