メガネ
3か月ごとの眼科検診で、メガネが合わなくなっているか検査してもらうことになっていた。
眼鏡屋さんから派遣されて来ている人で前と同じ人だった。
調べてもらったら、視力は両目とも1.2あるが、少し乱視があり、遠近両用なので、手元で字を読むには少し見えにくくなっているだろうと言われた。
私は「このレンズは高かったし、いずれ白内障の手術をするときは眼内調節レンズにするつもりなので、それに日によって見えにくかったりするのはその日の体調や白内障のせいかもしれないのでメガネは作らないことにします」と言った。
すると、前に作ったときの帳面を調べて、「5年前に、遠近両用、色が入って、軽いレンズで作って4万2千円でしたね。今度は2割ほど安くなりますよ。というのは私が勤める眼鏡屋が変わったからなのですが」という。
眼鏡屋が違うと5年前たった今、2割も安くなるということに驚いた。
それに、数年後にどうも顔とメガネがずれてきた。私は自分の顔が歪んでいるせいかなと手でねじたりしたがどうにもならない。
レンズを作ってもらった眼科医院で直してもらおうとしたら、前と同じ検眼した人がコチョコチョやったが全く直らない。この人は検眼が専門なのでフレームの調整などはできないのだ。
お店は東京で遠いしどうにもならない。
思い切って、その前に何度かメガネを作ってもらった町の眼鏡屋さんに持っていったら、若い女性がいろいろな器具を使って、時間をかけてメガネの歪みを直してくれた。
顔にピッタリとおさまった。
それで、「アフターサービスですから無料です」と言われた。
何年たっても面倒をみてくれるんだと有難く思った。
初めてこの眼科医院で診てもらったときに、院長が「どこでメガネを作ってもいいですが、うちだと1割引きになります」と言ったので作ってもらったのだが、アフターサービスもしない遠くの眼鏡屋と提携して、値段などろくに調べもしないで不親切な医院だと思った。
町の専門の眼鏡屋の良さがわかった。
| 固定リンク
最近のコメント