孫たちの成長
孫たちの言葉や動作から、思いやりや礼儀が備わりつつあることが感じられる。
たいちゃんたちは、からちゃんたちが来る日はいつも”まだかまだか”と外へ出たり待ち遠しくてたまらない様子なので、お昼前まで時間があるからと、長い滑り台のある遊園地へ行くことになった。
たいちゃんに「長い滑り台で楽しんでおいで!」と送り出そうとしたら、
「でも、からちゃんたちと遊ぶのが一番たのしい」と言った。
三男たちが大きなメロンを持ってきていて、夜みんなで食べた後、二切れ残っていた。
翌朝、たいちゃんとゆいとくんに出してやると、たいちゃんは「ぼくのは、なかちゃんに上げる」と言って食べなかった。
からちゃんたちが来て、「たいちゃんが、なかちゃんにメロンを上げると言ってたよ」と出してやると、なかちゃんは「いらない」という。
私が「たいちゃんが、なかちゃんがメロンを好きだと思って食べないで残しておいてくれたものを、人の気持ちを大事にしなけりゃだめよ」というと、
果物が嫌いな、からちゃんが台所に来て、スプーンで3杯食べた。
5歳の”駄々こね最中”のなかちゃんはまだ仕方がない。
自分の好きなメロンを食べないでなかちゃんに上げようとするたいちゃんも優しいが、人の気持ちに少しでも応えようとする、からちゃんも少し成長したと思った。
車で帰るからちゃんたちを見送る時、最後にからちゃんは「ありがとうございました」ときちんとおじぎをするようになった。
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