旅雑誌「ノジュール」

JTBの旅雑誌「ノジュール」の年間購読料の振込用紙が届いた。今まであちこち旅するほどでもなかったし、「ノジュール」が届いても、パラパラとめくって終わりということも多い。

だけど、旅行会社の案内には載っていない隠れた名所が紹介されていたり、旅程、宿泊旅館などライター自らが旅した感想を述べていたり、名所の見どころなどきめ細かい説明があったりで、今度はここへ行きたいなどと旅心を誘われたりする。

８月に『すみだ北斎美術館』へ、友達数人と行った際、「ノジュール」を見て、食事はこの蕎麦屋かこのお寿司屋さんにしようと決めていた。

”駅から３分”だの、”両国駅西口直結１分”だのと書かれていたので、すぐに出くわすものと思っていた。

ところが、その日はうんざりするような暑さがぶり返した日で、『すみだ北斎美術館』の後、駅まで１０分ほど歩いたところで、どこでも早くお店に入りたくなって、少し構えがよさそうな店に入ったのだが、大失敗だった。まずい料理を食べさせられてしまった。

せっかくお店の名前までひかえてきたのに、しっかりと道順を書いてくればよかった。

電話番号も書いて来るんだったと後悔した。

まずい料理を食べさせてしまった友達にも申し訳ないことをした。

いいものを見て、おいしい料理を食べながら話に花が咲いてこそ、いい一日であるはずなのに！

二度とこんな失敗はしないようにしよう。

もし、構えに釣られて店の中に入ってしまったとしても、中の雰囲気が悪かったりしたら、即座に店を出る決断をしようと思う。