「ル・アーヴルの靴みがき」
テレビの番組表で、見るべき洋画はあるかと、毎日目を走らせる。
タイトルや俳優の名前などからして、、これはいい映画だろうと思うと楽しみにその時間を待つ。
それがフランス映画だったりすると、これは見逃せないと思う。
そうしてBS12の土曜洋画劇場で、フランス映画「ル・アーヴルの靴みがき」を見た。
昨夜、日本シリーズでDeNAがいい試合をしていたので、そちらも時々切り替えて見ながらだったのだが。
北フランスのル・アーヴルという港町で靴磨きをしながら、妻と二人でつましい生活をしている、元ボヘミアンの初老の男性が、アフリカから密入国した少年に出会い、近所の優しい人たちに手助けしてもらいながら、少年の母親がいるロンドンへ密航させてやる。
口数が少なく、無表情だが心暖かい主人公の男性。
夫婦の間で会話は少なくてもお互いを思いやる心の深さ。
密航者を取り締まる立場から、見て見ぬふりをしながら警告し、土壇場では体を張って密航船を送り出す、人情深い警視。
それらのシーンを思い出しながら、やっぱりフランス映画はいいなあ!
と、余韻に浸っている。
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