ゴールデンウイーク

ゴールデンウイーク中に二男が子供たちを連れてくることになっている。

ほぼ4ヵ月ぶりに見る孫たちは新しい一歩を歩み始めたせいか、急に成長したように感じられた。長女のからちゃんは中学生に、次女のなかちゃんは小学校に入学した。

からちゃんは中学生という意識がそうさせるのか、時々は言葉遣いまで丁寧語を使うようになった。

なかちゃんは保育園という狭い場所から小学校という大勢の仲間のいる場所に入り、あっという間に幼児から子供への移り変わりを見るようだった。

もうからちゃんは遊園地どころではないしと、二人の孫が楽しめることはと、私も少しは考えたのだけれど思いつかなかった。

こういう時、頼みの綱は長男だ。子供を喜ばせる手段を心得ていることにいつも感心する。私がからちゃんたちが来る日をメールで知らせていたら、すぐにテニスコートを予約してくれていたのだ。

からちゃんはまだ硬式テニスを習っている。なかちゃんは全身でラケットをボールに当てるのを楽しんでいる。

私のゴールデンウイークは終わった。