公園の遊具
自治会の年末の掃除があった。
排水溝の蓋を開けて溜まった泥をのぞいたり、公園のゴミを拾ったりする。
公園のブランコが数日前から、「使用できません」というシールが貼られていて、見たところ何でもないようだしと、みんな不思議がりだした。
それで大のおとなの男性が次々に乗ってみたりした。
その結果「おとなが乗ってなんともないのだから、子供が乗ってもどうってことはないはずだ」と言って、このシールはいたずらシールに違いないということになって、沢山貼られていたシールをはがしてしまった。
今日、ふと見ると、市役所の職員らしい人が二人、ブランコを上のほうにたくし上げて、ひもで縛り、その上に「使用できません」というシールを一杯貼っていた。
私は外に出て、イタズラと思って剥がしてしまったことを話した。
すると市の方が危ない部分を説明してくれた。
見ると、ブランコの座るところと手で握る鎖の擦れ合う金の部分が摩耗して半分以下にすり減っている。今月中に新しいブランコを設置するよう業者に依頼しているということだった。
近頃、公共のものをイタズラして憂さ晴らしをする輩が増えていることや、一方では点検を怠ったがための事故もある。
油断のできない世の中になったことだと思う。
| 固定リンク
最近のコメント