« マナー講座 | トップページ | 『歌人佐藤佐太郎』 »

2019年2月26日 (火)

岡山市奉還町

先日の「日本文化と和のマナー」講座では先生と二人きりだったので、雑談もはずんだ。

 

私が岡山県出身と聞いて、先生はかつて「ミレニアルの時は主人が岡山大学に4年間赴任していて、奉還町に住んでいました」と言われた。

 

それからは、地図まで広げられ(先生はいつも大きなスーツケースに大量の荷物を積み込んで移動されている)、瀬戸大橋が出来る前はどういう交通手段だったのかとか、周辺の地理に興味津々の様子だった。

 

瀬戸大橋が出来るまでは、宇野ー高松を結ぶ宇高連絡船で高松の栗林公園へ行ったりしていた。

 

私の方では、岡山市の奉還町が懐かしい地名で、ふと今になって何でこんな地名なのだろうと知りたくなった。

 

それでネットで由来を調べてみると、意外なことがわかった。

 

『奉還町』は、明治4年の廃藩置県によって、失職した池田藩の武士たちが、手にした奉還金で商売を始めた地だそうである。

 

そのような歴史のある商店街なのかと思うと、次に倉敷に帰った際には、岡山市の駅裏西にのびている奉還町を歩いてみたいと思い出した。

|

« マナー講座 | トップページ | 『歌人佐藤佐太郎』 »