孫たちのお手伝い
三男一家が里帰りするのに合わせて、長男、二男と孫たちがやってきた。
7月に二男のところの孫娘たちが来たとき、回転寿司に行きたいと言ったので、食べに行った。
回転寿司という所は、狭い場所に一旦座れば、満腹になるまでひたすら食べ続けるだけで、食卓を囲むという雰囲気ではまるでない。
もう行きたくはないが、参考にはなった。
子供たちが好んで何皿も食べたのは、普通お寿司のネタになるとは思えないような、ハンバーグや焼き肉で、魚のお刺身など全然食べない。
そこで、このたびの夕食会は、この方式をならうことにした。和食のお寿司に洋食ネタをのっけようが、好きなおかずなら何でもいい。
子供たち用に牛肉ミンチと豚肉ミンチ500グラムずつ1キロを生活クラブで注文していた。
「からちゃん、手伝ってくれる?」と声をかけると、からちゃんが具材をこねるのをやってくれた。「もう少し塩を入れたほうがいいとおもう」と指摘され、塩を足した。食べるときソースをかけたりしないから、塩を足して丁度いい塩梅だった。よく見ている。
次の段階では、泰ちゃんとなかちゃんが手伝いをかって出てくれて、一口サイズにハンバーグを形作って、焼き上げ担当の長男の待ち受けるフライパン2個の中に落とした。
シャリは三男夫婦が小さく握って、どちらも何十個できただろうか。
大皿いっぱいのハンバーグに5人の孫たちの手が次々にのびて、多すぎると思われたのが、丁度みんなが満足できるほどの量であった。
卵5個で溶いただし巻き卵は、難渋している私を見かねて、二男が手馴れた様子でお箸だけ使って上手に焼いてくれた。
片付けはいつも誰かが手伝ってくれるが、これからは、私が歳をとって鈍くなるだけ、もっと踏み込んで料理で手伝ってもらう場を増やしていこうと思った。お手伝いをあんなに喜んでやってくれるのだから。
| 固定リンク
最近のコメント