英語教材
「英語で話す日本文化」の教材として使っているDUO 3.0は、中身の濃さに驚く。
単に英語を学ぶためのドリルのようなものではない。世に警鐘を鳴らすような言葉がいくつか出てくる。
『核エネルギーの潜在的な危険性は、いくら強調してもし過ぎるということはない』
『クローン技術は人間にはもちろん、牛にも応用してはいけない。絶対にしてはならないことだ』
『倫理的な理由から、彼らはいわゆる遺伝子治療に反対している』
『滅亡の危機に瀕した地球を守ろうと、ある基金が設立された』
『熱帯雨林の消滅が地球規模で急速に進んでいます。その原因の一つは酸性雨です』
『地球温暖化は、二酸化炭素の排出と直接の関係があると言われている』
『オゾン層の破壊は環境に影響を及ばす』
『溶け続ける氷河を監視するために、人工衛星が軌道に打ち上げられた』
英語教材の中にこれだけの言葉を盛り込んだ、著者二人と、協力したアメリカ人たちの意気込みが伝わってくる。
先生に「これはすごい本ですね!」と言ったら、「これは一番だと思いますよ」と答えられた。
そして、560の英文を「私は全部暗記しているのですが」と言われた。
私には、この8本でも英語で覚えることは至難の業に思われる。
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