水墨画
いつも友達の説明を聞きながら、水墨画を見る。
友だちが通っている教室の先生は84歳になられるという。
今回は先生は大作2枚と小品を数枚出展されていた。小品はそれはそれで、細部まで小筆で繊細に描かれているところに味わいがある。
そして、大作『激流』には小さなカワセミが岩の上に佇んでいる姿があり、『朝霧の湖畔』にはカワガラスが描かれていた。
峻厳な自然の光景の中に、小さな動物が1羽いるだけで、その動物が健気に生きていると感じさせる。
カワガラスは鳩ぐらいの大きさらしい。友だちと「カラスもこのくらいの大きさだと、あんまり憎まれないだろうにね」と話す。
友だちの作品は『花の寺』と『竹の寺』の2枚。
『花の寺』はアジサイで有名な鎌倉の明月院で、昨年、案内してもらった。
『竹の寺』は知らないというと、「来年は竹の寺に行きましょう」と言ってくれた。
鎌倉書道展に行くたびにどこか案内してもらうのだが、まだまだ楽しみな所はいっぱいあるようだ。
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