普段見過ごしている事
お盆休みに三男一家が泊まる日に、久しぶりに長男が家に泊まった。
たまに帰ると、家の中のことが目につくらしい。
食器戸棚の扉のゴムパッキンの下の方が擦り切れてビラビラしている。
それはこちらも気付いていたが、仕方がないことと思っていた。
ところが長男は「ここのゴムが切れている」と、何とかしたらと言わんばかり。
そう言われるからには何とかなるのかしらと、取り換えられるパッキンがあるのかしら?接着剤で何とかなるのかしら?と考え出した。
長男がお風呂に入って、何かコトコトと音がしている。
お風呂から出た長男は「石鹸箱が汚れていた」と言った。
その後、私が入浴したとき見たら、石鹸箱は綺麗に洗われていた。
時たま長男が家でゆっくり過ごしたときは、こうして私の不行き届きの部分を指摘される。
猫がいる時分、猫はカーテンに体をこすりつけることが多かった。
「カーテンに猫の毛がいっぱい付いている」と言われ、レースのカーテンを洗濯した。
猫がよく吐いたりして台所の床の窓際の部分が、色つやなくはげてしまっていた。
「こんなになるまでに時々つやだしで拭いておけばいいのに」と言われた。
猫がいなくなって、はげて木の色が浮き出ていたテーブルと、床を同色のラッカーを買ってきて目立たなくした。
私は自分で気が付いていても、まあ、このくらいいいかとか、かってに解釈してほおっておくことも多いが。
人から言われれば、”わかるんだ!”と、横着に向かおうとしている自分に、人に不快感を与えない程度には家をきれいにしておかなければいけない、と気付かされている。
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